インプラントの料金でお悩みの方へ。インプラントの費用について

インプラントとは歯科治療の一つの方法で、失った歯を人工的に蘇らせる治療法です。

虫歯や歯肉炎といった口の中のトラブルにより歯を失ってしまった方や、加齢により歯を失い現在は入れ歯を使っている方に効果的な方法になります。

歯茎に人工的な歯の根を埋め込むことにより、その根をベースに人工歯を作り上げます。

入れ歯のようにはめるのではなく、人工的に歯の根と歯を作り上げる技術ですので、入れ歯のように歯茎との間に食べ物が挟まって痛みを感じることや、毎日のように洗浄しなければならないというデメリットがありません。

人工の歯ではありますが、まるで自分の本物の歯のように食べたり飲んだりできるという優れた方法こそがインプラントという治療法なのです。

しかし、人工的な歯を作るわけですから、費用面がとても心配です。

入れ歯をやめてインプラントを検討している。失くした歯の代わりに、自分の歯のように使えるインプラントをお願いしたい。でも、費用がとても心配。
そんな方のために、インプラントの費用についてご説明します。

まずは検査から!インプラント治療の流れと料金の相場

具体的にインプラントにはどんな費用が必要になるのでしょうか。
インプラントの場合、いきなり医院を訪れて即日お願いしますということは基本的にできません。

  1. 口の中の状態をチェックする
    • 病歴や現在治療中の病気や服用している薬について確認する
    • 口の中の状態を確認する
    • 歯の密度を確認する
    • レントゲンを撮影し口腔内の模型を作成する
    • 嚙み合わせをチェックする
  2. 治療計画や費用について説明
  3. インプラント前に虫歯や歯肉炎の治療を行う
  4. インプラント実施
  5. 定期的なメンテナンス

①から⑤の流れでインプラントを行います。

口腔内の状態は個人によって違うため、インプラント前によく確認し口の中のトラブルがあれば改善してからインプラントを行います。また、インプラント後は口のトラブルを防ぐため定期的なメンテナンスが必要です。

インプラント前に治療やインプラント後のメンテナンスには別途費用が必要になります。インプラントだけの費用ではなく、事前の確認と治療費は別途加算になります。

インプラント金額は歯科医院によって異なるって本当?

インプラントだけの料金は、インプラントを行う本数によっても変わってきます。

料金相場はインプラント1本につき30万円から50万円で、医院により値段が変わることがあります。

自由診療のためそれぞれの医院で独自の価格設定をしていることと、使う機材が異なっていること、個々人の口の中の状態が異なっていることが理由です。

本数によって費用が加算され、さらに事前のチェックとインプラント前の口のトラブルの治療費が加算される形になります。もちろん、定期的なメンテナンス費用も別となります。

口の中の状態によっても費用が変わりますし、インプラントの本数によってもかなり費用が変わってきます。

実際に治療を行う前にきちんと費用を算出し、治療内容や計画と共にご説明し、了承をいただいた上でインプラントに移りますのでご安心ください。

インプラントには保険適用されるの?

インプラントは自由診療になるため、基本的に保険は使えません。

ただ、インプラント前の虫歯や歯肉炎の治療については、保険対象となる治療を選択すれば保険が使えます。インプラント後の口のトラブルの予防に関しても、基本的に保険を使うことが可能です。

インプラントは高額になりがち!値段負担をおさえる方法

インプラントは自由診療のため、基本的に保険の対象にはなりません。しかし、インプラントは高額であり、本数が増えればさらに料金が高額になります。

保険が使えないため、インプラントの費用は自己負担です。何か使える制度やサービスはないのでしょうか。

高額な治療であるからこそ、何か費用の助けになる制度やサービスがあると嬉しいですよね。

実は、あるのです。それは「医療費控除」「デンタルローン」です。

医療費控除ってなに?どんな制度?

インプラントは保険の対象にはなりませんが、医療費控除の対象になる可能性があります。

医療費控除とは、自分と家族の医療費が年間10万円(所得額によっては所得額の5パーセント)を超えた場合、所得金額から超えた分を差し引くことができる(控除することができる)という制度です。

日本は所得金額に対し課税が行われますから、所得金額が少なくなればその分だけ税金額が低くなります。

医療費を控除すればその分だけ税金算定のもとになる所得額が小さくなりますので、税金負担が軽くなるというわけです。控除金額は最高で200万円までになりますので、インプラントのような高額な治療を受けることになるのなら、医療費控除を検討しましょう。

医療費控除の対象になるのはインプラントの費用だけではなく、公共交通機関を利用して歯科医院に通院するための交通費(公共交通機関の利用が困難であればタクシー代も可)、検査や事前の歯の治療や実際のインプラント、インプラント後のメンテナンスなどで支払った費用全般です。

ただし、自家用車で通院した場合のガソリン代は医療費控除の対象外となります。

保険が使えない代わりに医療費控除を利用できる可能性があります。インプラント関連費用のレシートや領収書はきちんと保存しておいた方がよさそうですね。

費用を保証?歯科ローン

また、インプラントの費用捻出にはデンタルローンというローンを活用することも可能です。

デンタルローンは歯の治療に特化したローンで、一部の銀行や信販会社で取り扱いがあります。ローンで分割払いをした場合でも、ローンの手数料や金利を除いた金額が医療費控除の対象になる可能性があります。

歯科医院の領収書がない時はローンの契約書の写しや、信販会社の領収書を手続きに使うことができます。

歯科医院でも提携しているローンがあります。ローンを希望される方は治療計画とインプラント費用の説明の際にお申し出ください。

最後に

インプラントとは、歯を失った人に人工の歯を蘇らせるともいえる治療方法です。入れ歯では接着や入れ歯と歯茎との間への物の詰まりなどによって、完全に自分の歯のようにとはいきません。

そこで有効なのがインプラントです。しかしインプラントは自由診療であり、高額な治療です。また、保険が使えません。

そこで費用と共に考えたいのが医療費控除とローンの利用です。

インプラントの費用については診療計画の中でご説明します。ローンの利用などわからないことがありましたらご相談ください。