インプラント治療の流れとインプラントにするメリットデメリット

はじめに

大切な歯をなくしてしまった時、あなたはどういった治療を選びますか?

歯をなくしてしまった時、その部分を補うための治療法としてインプラントが挙げられますが、最先端の歯科治療として広がりつつあります。

ただ、インプラントという言葉は知っていても詳しくまで知らないという方が多いはず。

インプラントとは埋める、植立する・・などという意味があります。

ここではインプラントの治療の流れやメリット、デメリットについてもご紹介しますのでぜひご参考になさってくださいね。

 

インプラントの治療の流れ

さて、ここではインプラント治療の流れをご説明します。

インプラント治療には1回法2回法があります。

全くリスクがない治療法ではなりませんし、費用も安いとは言えません。

治療法や費用などについてしっかりと歯科医師とカウンセリングした上で、納得して治療を受けることをおススメします。

すぐに治療を受けたい・・と考える方も多いですが、適切な治療を受けるためにもきちんと検査し、納得した治療を受けるためにしっかりカウンセリングすることが重要です。

 

インプラント治療の流れ

1.カウンセリング

カウンセリングの際には患者さんそれぞれに適した治療法や手術、メンテナンス法、費用・・などを提案してくれます。

さらに、患者さんのお口の悩みは治療についての不安点などについても答えてくれるはずです。

 

2.検査、手術日を決定する

全身の状態を的確に把握するために検査を行い、よりお口の中の状態を診断するためCTスキャンを使って撮影します。

さらに、手術日を決める際に可能な限り患者の要望に沿った治療計画を立ててくれます。

 

3.一次手術

埋めるインプラントの数やお口の中の状態や手術の方法などにより手術時間は違いますが、30分程度で済むことが多く長くても2時間程度で済みます。

ただ、手術後にはチェックなどを行うため余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

手術の際は麻酔を行うため痛みは感じません。

また、手術後はその日のうちに帰宅できますので入院の必要もありません。

 

4.治癒期間

一次手術が終わったら3~6か月程度治癒期間を設け、骨とインプラントが結合するのを待ちます。

 

5.二次手術

骨とインプラントが結合し安定したらインプラント体の頭を露出させ、アバットメントを装着します。

この状態のまま歯茎が治癒するまで期間をおきます。

 

6.人工歯の装着

歯ぐきが治癒したら型取りをし、人工歯を作ってインプラントに装着します。

この人工歯はさまざまな素材がありますので、よく相談した上で選びましょう。

 

7.メンテナンス

治療が終ったらメンテナンスを行います。

インプラントの寿命はこのメンテナンスにかかっていると言ってもいいので、定期的にメンテナンスを受けましょう。

 

インプラント治療のメリット

審美性が高い

見た目が自分の健康な歯と同様なのもメリットです。

歯はたった1本なくなるだけでも審美性が悪く、体のバランスが崩れる原因にもなります。

これまで一般的な治療法だった入れ歯だと金具が目立ってしまい審美性が劣っていましたが、インプラントならそういった問題を解消できます。

 

よく噛める

インプラント治療を行うと県苦な歯の8割程度まで噛む力が回復します。

自分の歯ど同様に硬いものでも噛むことができ、食事の際の不自由さから解放されるメリットがあります。

なお、噛む力だけに限って言えば総入れ歯の場合には健康な歯の2割程度までしか回復できません。

ですが、インプラント治療ならなくなった歯根まで再生できるため健康な歯と同様に噛むことができます。

 

会話が楽しめる

入れ歯が合っていないと発音しづらく話しにくかったり、入れ歯がずれてしまうと違和感を感じることもありましたが、インプラントは歯根部から再生するためそういったトラブルを回避できます。

 

楽しく食事できる

入れ歯だと熱を感じにくく喉をやけどしたり、味覚が低下したりすることもありました。

インプラント治療なら自分の歯と同様なので、味覚が落ちたり喉をやけどすることもありません。

健康な歯に負担がない

インプラント治療ならなくなった歯の部分だけを治療するため、ブリッジのように周りの健康な歯を削る必要もありません。

両隣の健康な歯まで削るとそこが虫歯になってしまうという難点がありました。

つまり、インプラント治療は健康な歯はそのまま大切に残したいという方にぴったりな治療法なのです。

 

インプラント治療のデメリット

治療期間が長くなる

インプラント治療の最大のデメリットとして治療期間が長くなることが挙げられます。

インプラント治療を受けるには精密な検査や診断、治療プランを立てる必要があります。

さらに、手術後もインプラント体と骨が結合するのに数か月もの時間が必要となります。

 

保険が効かない

インプラント治療は保険外診療となるため費用がかさみます。

インプラント治療に必要となる材料や医療機器などは高価なものが多いので治療費は当然高くなります。

ただ、インプラント治療は高額医療のため、確定申告の際に医療費控除の手続きを行いましょう。

 

疾病による治療の制限

高血圧や糖尿病などの場合は手術にリスクが伴うため治療ができない場合もあります。

糖尿病だと細菌の侵入に対し抵抗力が低いため治療後歯周病にかかってしまうリスクが高まりますが、血糖のコントロールができていれば治療が受けられます。

また、高血圧の方の場合にも手術後腫脹が起きやすくなると言われていますが、降圧剤などを使って血圧のコントロールが可能であれば問題ないとされています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

インプラント治療は大切は歯を守るための効果的な治療ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

ただ、歯をなくした時どんな治療を受けるかは自分自身で決定するしかありません。

何も知らないまま健康な歯を削られてしまうのではなく、ここでご紹介したインプラント治療も候補の一つにしていただき、ご自分に最も合った治療法を選んでみてはいかがでしょうか?