インプラントの料金は種類によって異なる!?自分に適切な方法がしりたい方へ

 

はじめに

みなさんはすべてご自分の歯で食事をしたり、話したりできていますか?
もし、歯をなくしてしまった場合、インプラント治療をいうものがあることをご存じでしょうか?
インプラントとはあごの骨に埋入する人工歯根となくなった歯の代わりになる人工歯、それにインプラントと上部構造をつなぐアバットメントの3つからできています。
このインプラントには種類が多く、クリニックによって扱う製品が違っています。
ここでは、インプラントの種類や術式、費用などについてお教えしたいと思います。

インプラントとは?

そもそもインプラントとは、なくなった歯の代わりに人工歯根を埋入し、そこに歯を被せて補う治療法を言います。
種類も非常に多く、日本だけでなく世界的に主流となっているのはスウェーデンのブルーネマルクという人が開発した方法だと言われています。
現在のインプラントはこのブルーネマルク式と言ってもいいほどです。

インプラントの構造とは?

このブルーネマルク式は国内だけでなく海外でもさまざまな種類の開発や販売を行われています。
ですが、構造上はどれも共通で人工歯根と上部構造である歯冠部からできています。
素材はこれもほとんど共通でチタニウムという材質が主流となっており、チタニウムは生体に優しい素材でアレルギーがほとんど起きません。
また、骨にもとてもなじみやすく強度に優れているメリットがあります。
インプラントメーカーはチタニウムの歯根にハイドロキシアパタイトなどをコーティングして他社との違いを出しているようです。

インプラントの術式とは?

さて、インプラントを埋め込む術式については、ほとんどが局所麻酔をして行うものです。
局所麻酔が効いてきてから歯肉を切開して埋入する骨をきれいに露出していきます。
さらに、人工歯根が入るよう骨の形を整えていき必要であればここで人工骨を入れる場合もあります。
そして、インプラントの歯根部分を木ねじを入れるように骨の中に埋入していき、切開した歯肉を元通りにして縫い合わせます。
埋め込まれた歯肉部分が骨の中で安定してから上部構造物を装着してまた噛めるようにしていきます。

インプラントの種類とは?

インプラント

通常のインプラントだとなくなった歯1本ごとに人工歯根を埋める必要があります。
インプラントを埋入するとしばらくして埋めた人工歯根の周りに骨ができてきますので、その後上部構造物を装着して噛めるようにします。
この方法は一般的な方法ですが、骨が少ないと人工骨を埋め補強したりもしますし、それぞれのインプラント製造会社によって違っているため、製品によって術式が違っていることもあります。

インプラントブリッジ

たとえば、なくなってしまった歯の本数が3本~6本程度などの少数だと、全部をインプラントで補うには費用が大変かかってしまいます。
そこで、なくなった歯より少ない本数のインプラントの人工歯根を埋め込んで上部構造物を歯の本数分だけ装着し噛めるようにするのがこのインプラントブリッジです。
1本ずつインプラントを埋入する方法とは違って、歯根の本数と上部構造物の本数が違っているため、上部構造物とはぐきに隙間が広くなる特徴があります。
そのため、丁寧に歯磨きを行わなければなりません。

インプラント義歯

さらに、たくさんの歯を失ってしまった場合には入れ歯と併用したりもします。
こういった場合、人工歯根部だけインプラントにします。

インプラントの特徴でもある自然な歯のような上部構造物はつけませんので、その代わりに人工歯根部には薄い磁石などをつけ、その上から義歯を入れるという方法になります。
なお、義歯の側には磁石を受けるものが埋め込まれ、磁石によって義歯を安定させるようになっています。
この方法なら総入れ歯ほどの大きさであってもインプラントの本数が4本程度で済むためメリットが大きいですが、義歯を入れているのと同様なので、慣れるまでは少し違和感があるでしょう。
ですが、インプラントを使わない入れ歯と比較するとその安定感はさらによくなるというメリットがあります。

インプラントの費用とは?

基本的にインプラントは保険適用ではありません。
保険内であれば費用についてはどこのクリニックでも同じですが、保険外診療だとそれぞれのクリニックで違ってきます。
費用の設定はそれぞれ自由となっており、今のところ1本当たりの費用は人工歯根部と上部構造物を合わせて30万円程度となっています。

 

ただ、人工骨を使って補強する場合にはその分の費用が増えますし、本数が増えると費用も高くなります。

骨の状態やインプラントの本数によって変わるため、まずはインプラントを受けようと思っているクリニックで今のお口の中の状態をチェックしてもらってから相談するようにしましょう。

インプラントの成功率とは?

現在日本以外にも世界中で主流なのがチタニウム製の人工歯根を埋める方法ですが、この手術方式とメンテナンスに特に問題がない場合には10年間追跡調査をした結果だと、9割程度が残っていると言われています。
つまり、インプラント治療の成功率は非常に高いと言ってもいいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
インプラントとは歯をなくしてしまった時の選択肢として有効な手段だと言えます。
ブリッジや入れ歯が持つメリットを兼ね備えたところにその特徴があります。
ですが、費用の高さがネックでしょう。

 

何本もの歯をなくしてしまった場合その分費用が高くつくため、ブリッジタイプにするとか、義歯を組み合わせるタイプにする場合もあります。
ただ、インプラントは入れて終わりというわけではなく、ご自分で日ごろから行うケアの他に定期的にクリニックでメンテナンスを受けることも大切です。
つまり、インプラントを少しでも長持ちさせるには、日ごろのお口のケアとともに定期的なクリニックでのメンテナンスが大切になると言ってもいいでしょう。
快適にインプラント治療が行えるといいですね。