【歯周病対策】手遅れになる前にやっておきたいケアとは

はじめに

日ごろから歯周病ケアしている人はそう多くはないのではないでしょうか。
歯周病とは歯を支えている骨を溶かしてしまう恐ろしい病気でありながら、初期段階ではほとんど症状がないため、気づいた時にはかなり進行してしまっていることの多い病気です。
30歳以上の8割もの人がこの歯周病にかかっていると言われていますが、どうすれば歯周病にならずに済むのでしょうか?
ここでは歯周病になってしまう前にできるケア法についてまとめてみましたので、手遅れになる前にぜひ習慣づけてみてくださいね。

歯周病とは

では、歯周病とはいったいどういう病気なのでしょうか。
そもそも歯周病とは歯の周囲に起こる症状のことで、歯槽膿漏と同じ意味の病気です。
以前は歯槽膿漏と言われていたのですが、最近では歯周病と呼ぶようになりました。
歯肉炎とは歯周病の中でも軽いもので、歯ぐきに炎症が起きている状態です。
歯周病はこの歯肉炎が進んで歯ぐき以外にも歯槽骨という骨まで症状が進んでしまっているものを言います。

歯周病の原因とは

さて、歯周病の主な原因はプラークや歯石が毒素を出すことによるものです。
プラークは食べもののカスではなく細菌が固まったもので、これが歯ぐきの中で毒素を出し続けることによって歯周病が進んでいくと言われています。
食べもののカスを24時間放っておくとプラークになり、48時間放っておくと歯石になります。
なお、歯石にまでなってしまうと自分でのケアでは除去しきれないため、クリニックに行かなければなりません。
つまり、歯周病を予防するためにはプラークや歯石を取り除くことこそが肝心なのです。

手遅れになる前にやっておきたいケア法

正しい歯磨き

日ごろの歯磨きの方法を改善するだけでもよくなることがるため、ここでご紹介するケア法をぜひやってみてくださいね。

セルフケアで大切なこととは

  • やわらかめの歯ブラシを使うこと
  • 歯と歯ぐきの境目をきれいに磨くこと
  • 自分に合った持ち方で丁寧に磨くこと

が挙げられます。
なぜ柔らかめの歯ブラシがいいのかと言うと、歯ぐきが腫れている場合出血しやすいからです。
また、歯ブラシが柔らかいと歯周病の主な原因であるプラークを取り除けるほか、マッサージも行えるからです。
歯と歯ぐきの境目をきれいに磨く理由にはプラークを除去する目的があり、境目を丁寧に磨くことによって歯表面より磨き残しを防止できるからです。
毛先がちゃんと境目に当たっているのを意識しながら磨くようにしましょう。
目安としては1か所についき20回程度が望ましいです。
持ち方については自分が一番磨きやすい方法で持つことが大切です。
歯ブラシの持ち方にはペングリップとパームグリップという2つがありますが、どちらか合った方で持ちましょう。
また、歯ブラシに歯磨き粉をつける際にどういったものを選べばいいのかというよりも量を1.5センチ程度にすることが大切です。
さらに、歯ブラシを水で濡らさず乾いたままの状態であまり泡だてずに行いましょう。
歯磨きの後口をすすぐ際には2回程度にし、歯磨き粉に含まれるフッ素を流してしまわないように心がけましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

歯ブラシだけできれいに磨きにくいところにはデンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、プラークを取り除くといいでしょう。
デンタルフロスは歯と歯の間にあるプラークを糸を使って除去するものです。
歯と歯の間に斜めに入れ前後に動かしてみましょう。
なお、糸を引き抜く時にはいったん歯ぐきの下まで移動させてから抜きましょう。
もし、歯ぐきに炎症がある時には出血することがありますが、何度か使っているうちに血の量は減っていきます。
デンタルフロスを使ったら衛生上毎回取り替えるようにしましょう。
次に、歯間ブラシは歯と歯の間のプラークを除去するのに効果があります。
使う際は歯茎を傷つけてしまわないようにゆっくり入れ、前後に動かしましょう。
使った後はブラシの部分をよく洗って乾かしておきましょう。

被せものを増やさない

虫歯の治療によって被せものが増えると、歯と被せものとの間にプラークが溜まりやすくなってしまうので歯周病が進行します。
さらに、神経がなくなった歯も同様で歯周病が進みやすいと言われています。
そうならないためにも、日ごろからフッ素を使って虫歯予防を行いましょう。
どうしても被せものをする必要がある場合には汚れにくく劣化しづらいセラミックで治療することをおススメします。

キシリトール入りガムを噛む

キシリトールにはプラークをはがしやすくする効果があると言われているため、虫歯予防以外に歯周病予防にも効果が期待できます。
ただ、キシリトールの成分が半分以下だと糖分が多すぎるため効果が期待できません。
クリニックで100パーセントのものを購入するか、ドラッグストアなどで購入する場合には50パーセント以上配合されているものを選びましょう。

定期的なクリーニングを

歯石は歯周病菌の温床となってしまいますが、自分で歯石を取り除くことはできないので、放置すると歯ぐきの中に貯まってしまい周囲の骨を溶かします。
なので、数か月に1回はクリニックで定期的に歯石を取り除くようにしましょう。
クリニックでは歯石除去以外にも歯磨き指導などを行ってくれるため定期的に通うようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
歯周病は30歳以上の8割もの人がかかっている病気です。
また、歯を失う最大の原因はこの歯周病だと言われています。
歯周病を防止するためには毎日きちんと丁寧に歯磨きを行うことでプラークを確実に除去し、定期的にクリニックで検診を受けることが重要だと言えます。
もし、お口の中で気になることがあればすぐにクリニックで相談しましょう。
いつまでもご自分の歯で食事したり、会話したりできるようここで書いたことをお役に立ててみて下さいね!