妊娠すると歯も変わる!?妊娠と歯の関係を知ろう

歯の変化は日常のちょっとしたことで起きることをご存知でしょうか。

コーヒー紅茶を飲むと、歯が着色してしまいます。何気ない飲食で歯が影響を受けることはよくあることですね。コーヒーなどの飲食で着色を起こし、ホワイトニングをしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、歯の変化は何も飲食だけではありません。虫歯といった口の中のトラブルだけが変化の原因というわけでもありません。

歯はとてもデリケートなものです。人間の微妙な体調変化によっても歯は変わってしまうのです。実は妊娠によっても歯が変わってしまうって知っていますか?

妊婦で口腔環境が変化!?その原因とは

女性の皆さんの一大イベントが妊娠です。

妊娠するとまず生活ががらりと変わります。子供を育てていくための環境づくりや、今後の働き方を変えるなど、女性にとってはまさに人生の転換期ともいえる出来事に違いありません。

しかし、転換期になるのは生活だけではありません。新たな命がお腹の中にあるわけですから、体調だって当然変わります。

食の好み体温の変化、今まではなかったような体調不良が妊娠によって現れることもあるようです。まさに体にとっても一大イベントといえるでしょう。

ですが、体調だけではありません。歯によっても妊娠は一大イベントであり、大きな転換期でもあるのです。

なぜこのような変化が現れるかというと、それは妊娠によって女性のホルモンバランスが変わってしまうからです。

女性ホルモンが妊娠によって増加した結果、妊娠前は通常だった唾液の分泌が少なくなり、体調不良でケアも難しくなるせいで、お口の中が変化してしまうというわけです。

唾液の分泌が少ないと、その分だけ虫歯や歯周病になりやすくなります。口臭もしやすくなります。ケアできなければ、さらに口のトラブルのリスクは高くなると言えるでしょう。

妊娠中はどんなケアを心掛けたらいいのでしょうか?
また、ケアを怠るとどんなリスクがあるのでしょうか?

ママは予防が重要!時期に合わせたケアを

妊娠中は体調変化が起こりやすく、特につわりが酷い時は歯ブラシでのケアも難しいほど体調が悪くなる女性もいます。

しかし、可能な限り口腔内のケアには気をつかう必要があります。なぜなら、口の中に虫歯などのトラブルが発生すると、赤ちゃんが虫歯になるというリスクがあるからです。

生まれてくる赤ちゃんの口の健康を守るためにも、お母さんは頑張ってケアに気をつかいたいですね。

妊娠周期によっても体調変化があるため、お母さんは時期や体調に合わせたケアをしていくことがとても重要です。では、具体的にどんなふうに口のケアをしたらいいのでしょう?

つわりのある妊娠初期は歯磨きが辛い時期?

まず、妊娠初期によく見られるつわり

人によってかなりの差があり、食べ物で吐き気をもよおす場合や、臭いから吐き気に繋がる場合と、吐き気のきっかけになる事柄も人によります。

ちょっとしたことで吐き気に繋がるため、非常に辛い時期です。歯ブラシを使うと、歯ブラシが吐き気に繋がることもあるため、ケアも慎重にしたいところです。

つわりのある時期は、自分の体調に合わせて歯ブラシを使いましょう。

食後必ずブラッシングをするのではなく、「今なら大丈夫そう」という時にブラッシングを行います。また、歯ブラシは大きなものを使うとそれだけ吐き気に繋がりやすいため、小振りなものを使うといいでしょう。

どうしてもブラッシングが辛い時は、デンタルリンスなどを購入し、口の中をゆすぐようにすればいいですね。

歯磨き粉やデンタルリンスには基本的に臭いがあります。臭いで吐き気をもよおすというお母さんは、水で口をゆすぐか、何もつけずにブラッシングをしましょう。

無理はしなくていいけれど、可能な限りケアをすることは大切です。

赤ちゃんが安定する中期!虫歯などの歯科治療はここで

お腹が大きくなってくる妊娠中期は、食事が不規則になりやすい時期です。

お腹が大きくなるため妊娠前と比べると一回あたりの食事量も減ってしまいます。その代わりすぐにお腹が減ってしまうため、食事が不規則になってしまうことが多いのです。

基本的に歯は食事度のケアが望ましいため、食事の回数が増えるとその分だけケアの回数も増えることになります。

ただし、妊娠初期に比べて体調は安定していることが多いため、ケアはしやすい時期でもあります。もし口の中に気になる部分があるのなら、この時期に歯科医院の予約を取り、治療やケアの指導を受けるのがいいですね。

なるべくお腹が大きくならないうちに歯科検診を受けておくことも重要です。

歯のケアは、ブラッシングを中心に行います。歯と歯の隙間はデンタルフロスを活用や歯科医院でのケアを検討しましょう。

初期にあった吐き気は中期になったら落ち着いたというお母さんも多いです。妊娠中は唾液の分泌が減るため虫歯や歯肉炎といったトラブルが起きやすいため、食後はきちんとケアするようにしましょう。

「妊娠前はこんなに頻繁に磨かなかったのだけど」という人も、唾液が減って口の中の殺菌作用が弱まっているということを心がけてケアに力を入れる必要があります。

殺菌作用が弱くなっているから、その分だけトラブルが起きやすいです。要注意!

出産直前!心配があれば歯医者に相談を

妊娠後期になるとお腹が大きくなっているため、口の中のトラブルを歯科医院で処置してもらうことが難しくなります。また、体調が特に悪いわけではなくても、お腹が大きくなってしまったためケアがし難いということも考えられます。

ですが、赤ちゃんの虫歯の原因は両親の口から感染した虫歯菌であることが多いため、妊娠後期は出産の準備をしつつもしっかりケアしておくことが大切です。

産後は赤ちゃん中心の生活になってしまいます。口の健康のことで不安があればこの時期にしっかり歯科医師に相談しておきましょう。

ケアは通常通りのブラッシングを中心に行いますが、体調が悪い日やお腹が張って体が動かし難い日はデンタルリンスなども活用しましょう。妊娠初期と同じように体調に合わせてケアを行います。

まとめ

お口はとってもデリケートで、体調に合わせて変化します。女性にとっては一大イベントである妊娠も口の中の環境を変える要因の一つ。

妊娠による体調不良もあるため、できる範囲でなるべくケアをすることが重要です。もちろん妊娠時に体調を見てケアの相談や治療をすることもできますので、気になることがあったら歯科医院にお気軽に相談してください。