【予防歯科】セルフケアには歯間ブラシの併用がおすすめな理由

はじめに

みなさんは日ごろのお口のセルフケアで歯ブラシ以外に歯間ブラシをお使いでしょうか?
歯間ブラシは歯と歯ぐきの間にたまったプラークを効果的に取除ける道具として知られています。
ただ、歯間ブラシの正しい使い方について詳しく知っている方はそう多くありません。
ここでは歯間ブラシを使ってみたいと思われている方や、これからも続けて使いたいと思っている方のために、おすすめの理由や選び方などをご紹介します。
歯間ブラシはプラークがたまるのを防げるため、歯周病になる危険性を軽減できます。
歯間ブラシの効果を明確にすれば、今後も使い続けたい・・という気持ちになるはず。
ぜひ、ご参考になさってみて下さいね!

歯間ブラシとは

では、歯間ブラシとは具体的にどういったものなのでしょうか?
そもそも歯間ブラシとは歯と歯の隙間にあるプラークを取り除けるもので、すき間が広い方などにとってとても効果があるものです。
歯と歯のすき間の広さは人それぞれなので、ご自分に合った歯間ブラシのサイズを選びましょう。
なお、歯間ブラシのサイズにはSSS・SS・S・M・Lなどがあり、すき間が狭いのに大きいサイズを使用すると歯ぐきを傷めてしまうことがあります。
また、すき間が広いのに小さいものを使ってしまうと汚れをちゃんと落すことができません。
つまり、歯と歯のすき間にひっかかからずスムーズに入るものを選ぶことが大切ですね。

歯間ブラシがおススメの理由

次に歯間ブラシがおススメの理由について書いてみましょう。
歯間ブラシは歯周病予防の道具として開発されたものだと言われています。
加齢や歯周病などで歯ぐきが下がってしまい、歯と歯の間にすき間ができてしまっている場合に効果があります。
歯と歯の間に広くすき間が空いてしまっていると、そこにプラークがたまりやすくなるそうです。
プラークは細菌の塊なので、放っておくと歯ぐきに炎症が起き、膿がたまったり血が出やすくなります。
さらに、進行すると歯を支えている骨が侵され歯が抜けてしまうこともあるそうです。
このプラークを除去するには日ごろの歯磨きが大切ですが、歯磨きだけではきちんと除去できないのでデンタルフロスや歯間ブラシを使うのが効果的なんですね。
正しく歯間ブラシを使えば、9割ものプラークが取り除けるとも言われています。
多くのクリニックでは歯周病を治療するために歯間ブラシを使用することを勧めているそうです。
患者さんの骨の欠損具合や歯ぐきの腫れ具合などを見て最適な歯間ブラシを選び使用することで、歯ぐきの腫れがおさまってくると言われています。
そうすれば、少しずつ健康な歯ぐきへと変わっていき、きちんと使用を続ければ2~3週間程度で健康な歯ぐきへと変わっていきます。
また、以前歯周病になったことのある方にオススメです。

デンタルフロスとの違い

では、デンタルフロスとの違いはどういったものなのでしょうか?
歯間ブラシは先に小さなブラシが付いており、歯の根元に差し込み汚れを除去します。
歯の形やすき間の大きさに合わせ、好きな形やサイズを選んで使用するものです。
いっぽうで、デンタルフロスは柔らかい糸でできており、使う分だけ引き出し指に巻いて歯と歯の汚れを除去します。
糸ようじと言われているものもこのデンタルフロスの1つです。
つまり、歯間ブラシとの違いはブラシなのかなのか・・という点ですね。

歯間ブラシのメリット&デメリット

歯間ブラシは歯の根っこの汚れを除去できる道具です。
ですので、歯のすき間が広い人やブリッジや入れ歯などをしている方にとって優れたデンタルグッズです。
歯ぐきの周辺を清潔に保つことによって歯周病を効果的に予防できます。
さらに汚れをしっかりと取り除ける他に、歯ブラシと同様に使った後はきれいに洗って乾燥させれば何度でも使うことができます。
つまり、経済的であることも歯間ブラシのメリットですね。
ただ、デメリットとしてはサイズが合っていないと歯茎を傷めてしまったり、歯が削れてしまったり・・ということがあります。
ですので、ご自分の歯のサイズに合ったものを選びましょう。
ブラシの形についてもいろいろなものがありますが、ワイヤーで中心部分ができているものだと歯茎を傷つけてしまうことがあります。

使い方のポイント

歯間ブラシの使い方で重要なポイントは歯ぐきに当たらないように気を付けることです。
歯の表面のプラークを取り除くように何度か軽くこすりましょう。
うまく入らない時は角度を変えてみるといいでしょう。
ただ、歯の形によっては歯間ブラシが入らないこともあるため、クリニックで相談していただき、どうやって使ったらいいのか尋ねてみるといいでしょう。

歯間ブラシの交換時期

さて、歯間ブラシの交換時期についてですが、ブラシの部分がぼさぼさしてきたら歯ブラシと同様交換した方がいいでしょう。
金属が苦手・・という方のために、ブラシの部分がシリコン製のものも売られているようです。
このタイプは歯ぐきにとても優しいので、金属が苦手な方はこちらを使うといいでしょう。
歯と歯のすき間の広さなどに合わせて歯間ブラシをうまく使い分けていただき、歯を健康に保つようにしましょう。

使用する際の注意点

歯と歯の間のすき間の広さや歯ぐきの炎症具合などによって、歯や歯ぐきを傷つける場合があります。
さらに、サイズが合わないまま使い続けていると歯と歯のすき間を広げてしまったり、歯が削られたりしてしまうこともあります。
正しい使い方が分からないという方はクリニックで歯科衛生士さんに聞いてみるといいでしょう。

まとめ

最近では歯間ブラシもさまざまな種類のものが販売されていますので、ご自分の歯のすき間にぴったり合ったものを選んでいただき、汚れを効率よく除去し、いつまでも健康な歯を維持しましょう。
歯間ブラシについてしっかり知っておくことで、日ごろのセルフケアをストレスの少ないものにでき、楽しいものにできるはずです。
歯間ブラシの選び方や使い方が分からない場合はクリニックで相談していただき、ご自分に合ったものを選びましょう。
そうすれば、いつまでも健康な歯を維持できるはずですよ!