意外と安い歯とお口の健康を守る歯石除去の費用

はじめに

みなさんはクリニックで歯石を取ってもらった経験はありますか?
歯石除去は保険内で行うことができますが、費用の相場が分からないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、歯石除去にかかる費用や、その方法などについてまとめてみました。
歯石がお口の中で溜まってしまうと、歯周病や虫歯のリスクが高まり口臭が起こる原因にもなります。
お口の中の環境が悪いと日常生活に支障が出てしまうことも。
そうならないためにもここでご紹介することをご参考にしてみてください!

歯石とは

そもそも歯石とはいったいどういったもので、どのように発生してしまうのでしょう。

どうして歯石ができるのか

歯石はプラークと唾液中のカルシウムやリンなどが結合してできる石のことで、この現象を石灰化と呼んでいます。
表面を爪の先などでこすると白いものがついてきますが、これをプラークと言います。
食べもののカスだと思っている方が多いようですが、実際は細菌の塊で丁寧にブラッシングしても完全に除去することは困難です。

歯石のできやすい箇所

歯石はプラークが溜まりやすいところにできやすいと言われています。
たとえは、歯と歯ぐきの間や下の前歯の裏側・・などは特に付きやすいです。
その理由はこの部分は歯ブラシが届きづらく磨き残しができやすいからです。
また、上の奥歯の外側も磨く時に鏡では見えづらいのでプラークが溜まっていても気づきにくいです。

歯石を除去する理由

では、どうして歯石を取り除く必要があるのでしょうか?
歯石自体は石なので有害ではありませんが、表面がざらついている歯石の隙間部分にプラークが溜まってしまうと、この歯石が菌のすみかとなり歯周病や虫歯になりやすくなるからです。
さらに、歯石が歯に付いていると見た目も不潔っぽいですよね?
歯石を虫歯治療などのついでに除去してもらう人が多いでしょうが、特に問題なくてもクリニックで定期的に取ってもらうようにしましょう。

歯石除去を行う頻度

では、歯石以外にお口の中に特にトラブルがない場合には3か月に1回程度の頻度で取ってもらうといいでしょう。
歯石の付き方は人それぞれで、1か月でかなりついてしまう方もいれば何年も取らずに済む人もいます。
ですが、やはり歯ブラシがていねいな人ほど歯石は付きづらいです。

歯石除去の方法

クリニックでの歯石除去は超音波の振動を利用して歯石を砕いていきます。
歯ぐきの上にある柔らかい歯石を除去するにはスケーリングという方法を行います。
また、歯ぐきの中にある硬く黒い歯石を除去するにはディープスケーリングという方法を行っていきます。
スケーリングと同じで超音波振動を利用しますが、さらに細かい器具などを使って取り除くようです。
また、緑色の歯石が付くことがあります。その際には歯ぐきから血が出たり炎症が起きている場合もあるため、それらが治ってから歯石を取っていくようです。
さらに深いところについている場合には手術することもあり、この場合には麻酔をかけて歯茎を切開して取り除いていきます。

歯石除去の費用とは

日本の健康保険制度は健康な人には厳しく、病気の人にやさしい制度だと言われています。
また、歯石除去についても保険が適用になる場合とそうでない場合があります。
では、保険が適用になる場合とそうでない場合の違いとはいったいどういうものなのでしょうか?
ここでは保険適用とそうでない場合のメリット&デメリットなどを含めて費用についてもご紹介しましょう。

保険適用の場合

一般的なクリニックでは歯石除去を保険内で受けることができます。
費用については2,000~3,500円程度となっており、対象となるのは歯周病や虫歯がある方です。
ただ、保険を使えるかどうかの判断については歯科医師にかかっており、前もって相談しておくことが大切です。
メリットは治療費が安く済むことで、時間も10~15分程度でいいので気軽に受けることができる点ですね。
デメリットとしては厚生労働省が決めたルール内での処置しか受けられないことと、時間が短いので通院回数が多くなることでしょう。

保険適用でない場合

見た目の美しさや予防が目的の場合には保険が適用になりません。
ただ、治療内容や対象となる方に制限がなく誰でも施術が可能です。
1回当たりの費用については5,000~20,000円程度と高額になります。
この費用についてはクリニックが自由に設定しているため、それぞれのクリニックによって違っています。
なお、メリットは時間をかけ丁寧に治療を行うことができ、保険外でしか使えない材料を使うことができる点です。
また、1回当たりの治療が丁寧なので通院回数が少なくて済むことです。
デメリットとしては全額自己負担なので、治療費が高額になることでしょう。

歯石を予防するには

では、歯石が付く前に防止することはできるのでしょうか?
ここでは歯石を予防する方法についてご紹介してみましょう。

  1. 歯石をつきづらくさせる歯磨き粉を選ぶ
    歯磨き粉の中には歯石がつきづらいものもたくさんあります。
    そういったものを使うことで歯石が溜まるのを防止できるはずです。
    また、歯周病や口臭予防に使われているリステリンなども歯石が付くのを抑えることができます。
    毎日の歯磨きの最後に使うと効果的でしょう。
  2. デンタルフロスを使い丁寧に磨く
    歯をきれいに保つには歯ブラシ以外にデンタルフロスを使うと効果があります。
    このデンタルフロスとは歯と歯の隙間にあるプラークをかき出す糸状の器具のことです。
    プラークをできる限り除去することで歯石が溜まりづらくなります。

まとめ

歯石除去の保険内での施術費用は3,500円程度です。
この場合歯周病を治療するために行われるので、検査代を含めてこの程度の金額になるようですね。
たったこれだけの費用でお口の健康、ひいては全身の健康が守られると考えると安いと思いませんか?
自分だけのケアで歯石を取り除くことは不可能と言ってもいいでしょう。
面倒だと思われるかもしれませんが、定期的にクリニックで歯石を取り除いてもらうことは安全・安心を買うことと同じです。
ぜひ、これからは定期的にクリニックに通っていただき、歯石を取り除いて健康なお口を保って下さいね!