歯科検診の内容と費用の相場について

はじめに

毎日きちんと歯を磨いていても歯周病や虫歯になってしまうことってありますよね?

腫れや痛みなどの自覚症状が起こった時にはすでに悪化してしまっており、そうなると治療のための費用が時間がかかります。

さらに、歯周病は動脈硬化や糖尿病などの原因になったり、症状をさらに進行させるとも言われているので、お口の中の健康を維持することは全身の健康を守るためにも大変重要だと言えます。

全身の健康状態をチェックする人間ドックと同様、歯医者さんでも定期検診があります。

ここではそんな定期検診の費用の相場や施術内容などについてまとめてみました。

 

歯科検診の施術内容

歯科検診は主に歯科衛生士さんが中心になって行われます。

歯科医師は歯の治療がメインですが、歯科検診では歯科衛生士さんがさまざまな施術を行ってくれます。

歯科衛生士さんは日ごろから患者さんの歯や歯ぐきの状態を見ているので、ちょっとした状態の変化も見落としません。

なお、歯科検診はクリニックによって違いがあっても基本的には次のような施術が行われます。

 

歯周病の検査

歯と歯ぐきの境目部分の深さを測って歯周病の状態をチェックします。

レントゲンだけでは分からない組織の状態をチェックするためには必要不可欠です。

ちょっとチクチクするから苦手・・とうい方も多いでしょうが、チクチクするということは注意が必要ということです。

その部分はきっと炎症を起こしているに違いありません!

チクチクする感じが強いところほどブラッシングがきちんとできていない、つまり歯周病や虫歯の危険性が高いということです。

 

レントゲン撮影

お口の中をただ見ただけでは分からないところ、歯ぐきで見えないあごの骨の状態や歯の中の状態などを診ていきます。

最近ではデジタルレントゲンというものが使われており、従来のレントゲンの放射線量の10分の1程度なので安心できます。

放射線量については毎回撮るわけでもありませんし、60枚程度撮影してもアメリカと日本を往復する間に浴びる線量と同量程度なので心配はないでしょう。

 

虫歯やお口の状態をチェック

自分自身では気づかない初期虫歯や治療後の歯の噛み合わせ、粘膜に異常がないか・・など、口の中のすみずみまでチェックしてもらえます。

 

歯のクリーニング

水と超音波の振動が出る機器を使って虫歯や歯周病の主な原因となるプラークや歯石を除去します。

 

ブラッシング指導

健康なお口の状態を維持するために患者さん一人一人に合ったブラッシング法を指導してくれます。

必要ならプラークを染色液で染め出して、どこに重点を置いて磨けばいいのかなど分かりやすく説明してくれます。

日ごろ磨きにくいところや気になるところがあったら、この時質問するといいでしょう。

もし、正しいブラッシングができていても人それぞれ磨き癖があるため、知らず知らずの間にクセが出るもの。

なので、いい状態を保つためには定期的に磨き残しをチェックしてもらうことが大切です。

 

PMTC

ブラッシングだけでは取り除けないバイオフィルムという細菌が産出するバリアを破壊させ、溜まった汚れを取り除いて汚れがつきづらい環境づくりをします。

お茶やコーヒーなどの表面汚れやたばこのヤニなどもこの時落としてもらえます。

 

定期検診に通う頻度とは

では、歯の定期検診にはどの程度の頻度で通えばいいのでしょうか。

お口の状態に合わせ3~6か月に1回程度通うのが望ましいと言われています。

その理由は何かお口の中のトラブルが起きる前に定期検診を受けておけば良好な状態を維持できますし、歯周病や虫歯の予防ができるからです。

それに、歯科衛生士さんたちはちょっとした歯ぐきの変化も見落とさないため、定期的に通うことでアドバイスなどを受けることができるからですね。

 

歯科検診の費用の相場とは

次に気になるのが歯科検診の費用の相場ではないでしょうか?

定期的に検診を受けている場合と虫歯が進行してから治療に通う場合とを比べると、歯科検診を受けている方が圧倒的に安上がりです。

 

歯科検診の費用

歯科検診に行くとかなり費用がかかるのではないかと思っている方が多いでしょう。

患者さんのお口の状態やクリニックにもよりますが、平均すると3,000~4,000程度だと言われています。

これだけの費用で虫歯や歯周病をチェックしてくれたり、歯石を取り除いてくれたりと基本的な診断を保険を使って行うことができます。

レントゲン撮影を行わない場合にはさらに安く済みますし、お子さんの場合は虫歯予防のためのフッ素塗布などをしてもらうこともできます。

自治体の負担率によって違いますが、無料のところもありますし、数百円程度で行ってくれる市町村もあるようですね。

 

歯科検診を受けない場合の費用

いっぽうで、歯科検診で予防を行わないで歯が痛み出して初めてクリニックに行った場合はどの程度の費用がかかってしまうのでしょう。

虫歯の数や進み具合などによって違いますが、保険が適用されると1か所治療するごとに2,000~15,000円程度はかかってきます。

これが何本もあればこの数倍かかるということになるため、かなり費用がかさんでしまいます。

さらに、審美性を重視した治療を受けたい場合は保険が効かないので安くても10,000円程度はかかてしまいますし、高い場合だと200,000円程度かかることもあります。

 

ただ、まだ初期虫歯の段階で治療を受ければ歯科検診を受けるのと同等の費用で済むかもしれません。

虫歯の痛みを我慢したり治療で大事な歯を削ることを考慮すれば、定期検診を受けておくほうが賢い選択だと思いませんか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

歯科検診の施術内容や費用の相場などについてまとめてみました。

この費用を高いと考えるかどうかは人それぞれでしょう。

ただ、お口の中を定期的にチェックしてもらうことは美しさを保つことでもあり、全身を健康に保つことになるため高いとは言えないでしょう。

ある意味保険と同じようなものですよね?

定期的に歯科検診に通うことで、大切な歯を歯周病や虫歯によってなくしてしまうリスクを低くできます。

ご自分でのケアと同時に定期的な歯科検診を受けることで、お口の中をいつまでも清潔に保ってくださいね!