予防歯科の具体的な治療の流れってどうなっているの?

みなさんは予防歯科に関心がありますか?

 
予防歯科に行ってみたいけど、どのクリニックに行けばいいのか分からない・・という人が多いのでは?
予防歯科とは歯周病や虫歯が進まないよう予防してくれるところです。
予防歯科によってはプラークを除去するところから、しっかり検査を行って
虫歯や歯周病予防に取り組んでいるところまでさまざまです。
ここでは、予防歯科の治療の流れやその重要性についてお教えしたいと思います。
ぜに、参考にしてくださいね!

予防歯科の治療の流れ

では、予防歯科の治療の流れはどのようになっているのでしょうか?
ここでは、予防歯科の治療の流れについてご説明したいと思います。

  1. カウンセリングを行う
    今お口の中の困っていることや、それまでの経緯、今後どうしたいか・・などをカウンセリングしていきます。
    特に、口の中を治療している部分が多い人や虫歯のできやすい人などは予防歯科の大切さをカウンセリングします。
  2. お口の中の状態を把握する
    次に、お口の中の写真を撮り、今の状態を把握していきます。
    これを行うことで、今後予防歯科を行う上でどういった変化をする目安となります。
    何十年も経ってから、しっかり歯を残せているのかどうかを記録することで評価ができます。
  3. 虫歯の深さをチェックする
    レントゲンなどを使って虫歯の深さをチェックすることによって、進んでいるのか止まっているのかを確認し、削るかどうかを判断してきます。予防歯科の場合、できる限り止まっているものについては削らず再生させるようにしていきます。
  4. 唾液の検査を行い原因を調べる
    再度虫歯ができないようにするため、どんなことを行うか対策していきます。
    虫歯はプラークの他に細菌や唾液、食事の回数や内容によってもでき方が違ってきますので、原因をはっきりさせてから予防歯科の治療を行っていくわけですね。
  5. ブラッシング指導
    歯磨きは予防歯科の基本中の基本です。
    どんなにクリーニングやフッ素塗布を行っても、ブラッシング法が間違っていれば意味がありません。
    自己流ではなく、効率的なブラッシング法でプラーク除去を確認します。
  6. 歯石や汚れを取っていく
    ブラッシングで歯ぐきが引き締まると、歯ぐきの中に隠れていた歯石が見えるようになります。
    この歯石があるままだと細菌の温床となるため、キレイに除去していきます。
  7. 治療を行う進行している虫歯の場合、削って治療を行います。
    初期段階で虫歯が止まっていればメンテナンスやフッ素塗布を行いながら、再生できるかどうか経過観察します。
  8. 定期的なクリーニング
    予防歯科の場合、虫歯になってから削るのではなく虫歯にならないよう予防するのが目的なので、
    毎日の丁寧なケアと定期的なクリーニングにより虫歯にならないようしていきます。

歯磨きだけでは口の中の健康を保てない?

みなさんは、毎日きちんと歯磨きさえしていれば歯周病や虫歯を防げるなんて思っていませんか?
ところが、すべての人が歯磨きだけで歯周病や虫歯を予防できるわけではなく、お口の中の状態は人それぞれ違うため自分で行う歯磨きだけでは不十分なのです。
お口の中の唾液の量や唾液の質、細菌の数や種類、歯並び、年齢、ブラッシング法・・など人それぞれですよね?
なお、歯周病や虫歯が発生するにはさまざまな要素がかかわっているため、病気の原因やリスクは人それぞれ違っているわけです。
歯磨きは口の中の健康を保つために必要不可欠なものですが、確実に予防するには自分に合ったクリニックでの定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。

メンテナンスで全身の健康も手に入る?

お口の中の健康を保つのを、お口の中だけの問題と考えている人も少なくないでしょう。
ですが、お口の中の健康はつまり、生活の質の向上につながってくると言われています。
最近では、歯周病と生活習慣病や、歯と老化、歯と脳などの関係についても解明されるようになりました。
歯があるのが当然になっている人は多いでしょうが、歯はなくなって初めてその大切さに気が付くものなのです。
口元を気にせず笑って、好きなものを食べ、はきはきと話すためには歯は大変重要なんですね。
歯の健康に不安がある方や正しい歯磨き法を知りたい方は、ぜひ一度クリニックに行っていただき、相談してみてはいかがでしょうか?

先進国で見る予防歯科の重要性とは

北ヨーロッパにあるスウェーデンの例を挙げてみましょう。
この国は予防歯科の先進国として有名ですが、スウェーデンも昔はたくさんの人達が歯周病や虫歯で歯をなくしていたと言われています。
それを改善するため、スウェーデン政府は1970年代になると予防歯科を国家的プロジェクトとして対策を行ったところ効果が絶大で、現在世界で最も歯周病や虫歯の少ない国という評価を受けるまでになりました。
国民の予防歯科の認知度はスウェーデンは60パーセントですが、日本では20パーセントほどで、その違いははっきりしています。
ですが、予防歯科の必要性を感じている人はどちらの国とも差はほとんどなく、今後日本でも予防歯科の必要性はさらに高まると考えられます。

自分の歯を将来どのくらい残せるか

永久歯は本来であれば上下合わせて28本あると言われています。
ですが、実際のところ、80歳の時点で平均すると7、8本程度しか残っていないという人がほとんどです。
歯は削るほどダメージを受けてしまいもろくなるため、治療するたびに寿命が短くなると言われています。
なので、予防し守ることが重要なのです。

まとめ

歯周病や虫歯が勝手に治ることはありえません。
たとえ治療したとしても完全に元通りになることはないので、理想的なのは歯周病や虫歯になるのを未然に防止すること、初期の段階で治療しダメージを減らすことが大切です。
そのためには、日ごろのケアも重要ですが、予防歯科の意識を高めていただき、クリニックでメンテナンスを定期的に受けていただきたいです。
そうすれば、大切な歯をいつまでも維持することができるはずですよ。
ぜひ、予防歯科に行っていただき、いつまでもご自分の歯で健康に過ごしてくださいね!