予防歯科の費用はどのくらい?知らないと損をする予防歯科のメリット

はじめに

みなさんは予防歯科という言葉を一度くらいは耳にしたことがありますか?
最近、この予防歯科が大変注目されていますが、この予防歯科とは歯周病や虫歯が進んでから治療するのではなく、これらを未然に防ぐことに重点を置いた治療を言います。
予防歯科の考え方は欧米ですでに広がっており、定期的にクリニックで検診を受けることが当たり前になっています。
日本においても2012年に厚生労働省が予防歯科を推奨するため基本的な事例を制定することによって、その重要性が認知されつつあります。
ここでは、そんな予防歯科について費用なども含めてまとめてみたいと思います。

予防歯科とは?

歯周病や虫歯などの疾患は悪くなるたび治療していては健康によくないですよね?
歯や歯茎の病気のほとんどは細菌による感染症で悪化するかどうかは生活習慣やその人の体質によって決まるので、その原因を取り除き生活習慣や体の弱い部分をなおすことが大切です。
そうすると、年を取っても歯で大変な思いをすることがないでしょう。

 

つまり、慢性の病気では予防こそが最良の治療ということですね。
このように、治療中心の医療から予防中心に変えることは今や世界的に常識になりつつあります。
北欧や英国においては、大人になるまで歯科医療は無料だそう。
子どもについては予防中心の医療が行われています。

 

いっぽう、大人の場合は高額な医療費がかかり、それを患者自身が負担するためほとんどの人は自分の健康とお財布を自分自身でしっかりと守っています。
なので、予防管理をしっかりと行うため定期検診をクリニックで受診するのが当たり前になっています。
ですが、日本ではまだまだ健康管理のためクリニックで歯科検診を定期的に行っている人は少ないようです。
一度歯が悪くなってしまい費用と時間をかけた人が健康管理の重要性に気づき、通院している・・というのが実情でしょうか。
それに、ある調査によれば、健康管理のための受診経験がある人の中でも95パーセントにものぼる人たちが、今後もそういった通院を続けるつもりだそうです。
歯が悪くもないのにクリニックに通うことは、一見すればめんどくさいことのようですが、その意味や価値を知って快適さを経験すれば、美容院に通うような習慣になるはずです。

予防歯科で行われることとは?

磨き残しや歯周病、虫歯などを確認

予防歯科の最初の段階としては、お口の中を確認しますが、患者さん自身が歯磨きした後染出し液というものを使い、歯垢を見える状態にして磨き残しをチェックします。
日ごろの磨き残しは歯周病や虫歯の原因になるため、このチェックを元にして患者さん自身により磨き残しを見直していただき、日ごろの歯磨きを歯科衛生士に指導してもらいます。
それと同時に虫歯がないかどうか、歯周病がないかどうかなどをチェックします。

バイオフィルムや歯石を除去

日ごろの歯磨きによって落としきれない歯石や歯垢、歯間や歯周ポケットなどにある粘着性の細菌などをバイオフィルムと呼びます。
このバイオフィルムを超音波を使って専用の機器で取り除いていきます。
これをPMTCと言います。
つまりプロによる専用機器を使った歯のクリーニングなんですね。
これを行うことで細菌を減らす効果もあり、磨き残しやケアが難しいところも含め隅々までクリーニングが徹底的に行えます。
歯周病や虫歯の原因になる歯石や歯垢を取り除いてお口の中を清潔にし、細菌が増殖するのを抑制し、健康な状態を維持できるメリットがあります。

 

なお、超音波機器を使って汚れを落としたばかりの歯の表面はざらざらしているため、そのままだと歯垢や最近の温床となるので歯の表面を磨きキレイにしていきます。
PMTCが終わった直後の歯はフッ素が浸透しやすくなっているため、仕上げにフッ素を塗れば歯が再石灰化するのを促進でき、表面が強くなって汚れや虫歯から歯を守ることができます。
このフッ素塗布により虫歯予防効果はかなりアップします。
フッ素コーティングを定着させるため、1時間程度後にうがいをして完了です。
この時まで飲食をしないようにしましょう。

予防歯科にかかる費用とは?

次に予防歯科にかかる費用とはいったいいくらくらいなのでしょうか?
上でご紹介したPMTCは病気の治療が目的ではないためすべて自費診療となりますが、歯周病に悪影響があったり、歯茎を再生するための外科的な処置を受けた場合は1か月に1度という条件がつくものの保険適用で受診できるようです。

 

あくまで歯周病予防のための歯石除去なので、歯周病や虫歯の検査も同時に行う必要があります。
それでも保険外診療よりはずっと安く済み、検査費用と歯石除去などをすべて含めても3500円程度で済みます。

 

いっぽうで、保険外診療の場合はクリニックが自由に診療料金を決められるため、クリニックによって費用に差があります。
一概にいくらとは言えませんが1万円程度のところが多いようですね。

器具を購入してセルフケアを行う場合

クリニックに通い歯石除去する費用がもったいないということで、歯石取の器具を買ってセルフケアしたいという人もいるはず。
この器具のことをスケーラーと呼び、ドラッグストアや通信販売などで2000円程度で購入できます。
ったん購入すれば半永久的に使用できるため、費用を安く抑えることができます。
ですが、お口の中には自分で取り除けないような入り組んだ部位もあるため歯や歯茎を素人では傷つける危険性があるので、隅々まで自分でキレイに歯石を取り除くのは難しいでしょう。
それに、毎回消毒する必要がありますし、歯周病や虫歯などがあっても自分ではなかなか気づきにくいでしょう。
そのため、あまりお勧めする方法だとは言えませんね。
少々費用がかかったとしてもクリニックでプロにケアしてもらうことをおススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか?
予防歯科について費用を含めて詳しくご説明してみました。

 

スウェーデンなどではすでに予防歯科の効果は実証済みだそうですよ。
歯周病や虫歯にならず、将来ずっと健康的な生活を送れるよう、今日からあなたも予防歯科で治療を受けてみてはいかがでしょうか?
いつまでもみなさんがご自分の歯で食事ができ話せることを願っています!