予防歯科が断然お得!虫歯になった場合にかかる費用について

予防歯科とは、まさに言葉通り「歯や顎、歯肉のトラブルを予防する歯科」のことをいいます。

歯科医院に通うのは虫歯ができてから。

歯肉が痛んでから。インプラントや歯並びのことを相談し具体的な治療を前提にするものと思っていませんか。

 

確かに多くの人の中には、歯科医院は歯のトラブルを治療で解決するための場所という印象があるかもしれませんね。

しかし、何も歯科医院には具体的な治療を目的として通う必要はありません。

歯や顎、義歯、歯肉などの相談で通うことはむしろ健康を考える上では推奨できることなのです。

 

皆さんは病院で健康診断を受けませんか。人間ドッグを受けたという人もいることでしょう。

病院は治療を受けに行くだけでなく、病気を未然に防ぐための健康診断を実施しています。

歯科医院だって同じことです。

予防歯科は歯の健康診断であり人間ドッグと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

歯科医院では予防歯科によって健康診断と予防のための処置、お口の中のトラブル予防のためのアドバイスを一気に受けることができるのです。具体的に予防歯科のメリット、そして予防せずに虫歯になった場合と予防だけで済んだ場合の費用も比較して考えていきましょう。

 

予防歯科ではどんなことをするの?定期診療でアドバイスも

まず、お口の中の健康診断ともいえる予防歯科ではどんなことをするのでしょうか。

病院の健康診断と同じようにもちろん診察も行いますし、時にレントゲンの撮影なども行います。

 

予防歯科では、

 

  • 診察、お口や顎の状況の説明
  • レントゲン撮影
  • 噛み合わせのチェック
  • お口の中のクリーニング
  • 予防措置(フッ素やシーラントでの処置)
  • ブラッシングのアドバイス
  • ケア用品の相談
  • 今後考えられるトラブルの説明、予防のアドバイス

 

などが行われます。年齢に関係なく誰でも受診することが可能です。

それぞれの人の年齢や生活習慣に合わせたお口のケアのアドバイスも受けることができます。

 

また、病院での健康診断で病気が発見されればすぐに治療に移ったり、薬が処方されたりするように、予防歯科でも同じように診察後に治療を開始することがあります。

 

予防歯科とはお口の中、そして顎のトラブル全般の防ぐためのものですが、その時点で悪いところがあればすぐに患者と相談して治療に移ることもあります。

やはり病院の健康診断と似ていますね。

 

検査のための患者負担費用は?治療より安い?

では、そんなお口の健康診断ともいえる予防歯科にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

予防歯科の費用は定額ではなく、すぐに治療が必要な部分があるかレントゲンをとるか予防措置としてフッ素やシーラントの処置を行うかによっても変わってきます。

また、インプラントやブリッジをしている人はメンテナンスも行いますので、状態によっては別途料金が必要になることもあります。

 

その人のお口の中の状態によって費用は変わってきます。ただ、あくまで予防のための処置やアドバイス、相談がメインですから、いきなり数万円の請求ということはありません。

 

一般的に診察からお口の中のクリーニング、歯科医師のアドバイスや相談を含め一回あたりの費用は数千円が目安です。

 

一日で全て終わって数千円ということもありますし、何日かに分けて診察やクリーニングを行い都度費用が数百円から千円くらいで総額数千円ということもあります。歯科医院の混雑状況や患者さんの都合に合わせて進みますが、大体で数千円が目安と考えていいでしょう。

 

もし予防以上の治療費や処置代が必要になる場合、それらの費用が高額になる場合は医師がきちんと費用面から処置内容まで説明しますのでご安心ください。

 

クリーニングや歯石除去には保険が使えない?

予防歯科の費用目安は数千円です。これは保険を使っても金額が変わらないのでしょうか。

 

実は予防歯科には基本的に保険が使えない施術が多いです。保険適用が基本的にありませんので、満額の費用負担が必要になります。ただし、特に治療や処置が必要なく、診察やクリーニング、簡単な予防措置で終了すれば一般的に保険を使わなくても費用負担は数千円になります。

 

予防歯科は歯科医院での健康診断のようなものです。保険が適用されない場合も多いですが、数千円で虫歯や歯肉炎などを予防することができると考えれば健康診断を毎年受けるような安心感があるに違いありません。これが実際安いかどうか、次はお口の中にトラブルが起きてしまった場合の費用負担を確認していきましょう。

 

虫歯の治療費目安とは?処置が遅れると高額に

お口の中の具体的なトラブルといえば、代表的なものは虫歯ではないでしょうか。

 

虫歯治療の基本は削って詰めものをすることです。お口の中の状態や虫歯の進行度合いによってはもっと大掛かりな治療が必要になることもあります。

また、虫歯が一本なのか数本にまたがっているのかによっても費用が変わってきます。

 

虫歯が軽度であれば、保険適用で数千円くらいが費用目安になります。進行度が中程度であれば保険適用で一万円くらい、重度であれば二万円以上、場合によっては十万円以上の費用も覚悟しなければいけません。

 

ちょっとした虫歯でもかなりの費用がかかります。

しかも、問題は、お口の中のトラブルに関しては保険が適用されないものも多いということ。

保険が適用されない治療だと、軽度から重度の虫歯までこれらの比ではないくらい治療費が高くなります。

 

むし歯には保険適用のない治療も多い!

虫歯が重度になり歯を失ったとして、その後にインプラントを考えているとします。インプラントは人工的な歯根を埋め込み、その上に人工歯を作る施術方法です。

入れ歯やブリッジとは違い自分の歯のように使えるというメリットのあるインプラントですが、基本的に保険外治療となりますので、費用は一本あたり二十万円以上が目安ととても高額です。

 

削った部分にかぶせ物をするとしても、金属を使えば基本的に保険適用がありますが、セラミックを使うと残念なことにほとんどが保険適用外となっていまいます。セラミックでのかぶせ物を使うと一本あたりの費用は数万円以上を覚悟しなければならないため、虫歯の本数が増えるとそれだけ高額になります。

 

虫歯を中心に費用を解説しましたが、お口の中のトラブルは連鎖的に起きることが多いため、虫歯が見つかったら歯並びの問題も考えた方がいいということがよくあります。

 

総合的に治療をしていくとその分だけ費用がかかります。予防歯科でトラブル予防ができることと治療費をよく見比べて考えてみましょう。

 

 

最後に

予防歯科は、いわば歯科医院で受けられるお口の中の健康診断のようなものです。

年齢問わず受診でき、費用も合計で数千円が目安と、実際にお口の中のトラブルが起きてからの治療費に比べると断然お得です。

 

治療が必要になる前に定期的にお口の中を綺麗にクリーニングし、歯科医師のアドバイスを受ける。これだけでかなりの予防効果が期待できます。

考えて欲しいのは費用面だけでなく、治療には時間もかかるということ。治療にかかる時間もあわせて考えると、予防歯科を検討した方が料金にプラスアルファで時間までお得になることは言うまでもありません。何より「予防できている」という安心感もありますよね。

治療の前にまずは予防から!

 

お口の健康を考える上ではとても大切なことです。予防歯科は、お口の中の健康だけでなく家計にも優しいです。