歯を守るだけじゃない!自分の歯で”咀嚼”することが大切な深い理由

はじめに

ご自分の歯で咀嚼することにさまざまなメリットがあることをご存じでしょうか?

 

ダイエット効果があるとも言われていますが、何も咀嚼の効果はそれだけではありません。
噛む回数が多い人とそうでない人とでは健康上も、美容上もさまざまな違いが出てくると言われています。
お金もかからない難しいことを行う必要もなく、ただ咀嚼回数を増やすだけでいいのです。
ですが、現代では人間の咀嚼回数が減ってきています。
これを読んでいただき、咀嚼の重要性や効果などを理解していただいて噛む回数を増やしてみませんか?

自分の歯で咀嚼するメリットとは

ではご自分の歯で咀嚼することのメリットにはどういったものがあるのでしょうか?

歯周病や虫歯を予防できる

よく噛むと、歯周病や虫歯を予防することができます。
その理由は唾液がたくさん出るためで、唾液中には食べものを消化するための成分が含まれており、殺菌作用もあるそうです。
また、しっかり噛めばプラークがづきづらくなります。
歯周病や虫歯を予防するために、しっかりと噛んで食べるようにしましょう。

脳の働きを活性化する

驚かれるかもしれませんが、よく噛んで食べると脳の働きが活性化します。
実際に、よく噛んで食べると脳の血流がよくなり、判断力や記憶力がアップしたという実験結果もあります。
なので、大切なテストや仕事の前には栄養バランスが取れた食事をしっかり噛んで食べるようにしましょう。

がん予防ができる

ペルオキシダーゼという物質は発がん性物質を作り出す活性酸素を消す効果があるのですが、これが唾液中に含まれているので噛む回数を増やし唾液の分泌量を増やせばがんを予防できると言われています。
また、がん以外にも脳卒中や心筋梗塞、糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症・・などを防ぐのにも効果的だそうです。

アレルギー性疾患の予防

食べものがしっかりと消化されずに腸管にまで届いてしまうと、それが抗原になってしまいアレルギーを起こすことがあります。
ですので、しっかりと噛んで食べ唾液とよく混ぜて消化を行えばアレルギー反応を抑制できるはずです。
また、よく咀嚼すれば腸内環境もよくなり、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、花粉症などを防ぐこともできます。

ダイエット効果

よく噛んで食べると味覚が刺激されるのでノルアドレナリンという物質が分泌されます。
そうなると、全身の細胞の働きがよくなりエネルギーを発生しやすくなります。
また、よく噛むと脳内物質のヒスタミンが分泌されるので満腹中枢が刺激されるので、食事の量を減らさずにダイエットすることができます。
さらに、交感神経に刺激が与えられるので内蔵脂肪の分解が促されます。
よく噛んで食べると味覚が発達するため薄い味付けでもおいしく感じるようになるので、濃い高カロリーの食べものを摂らずに済みます。

美容効果

咀嚼によって口の周りの筋肉が鍛えられるのでたるみやしわを防止することができ若々しくなります。
また、あごの筋肉が発達することで顔のラインがすっきりとするため小顔効果が得られます。
さらに、歯並びが乱れるのを防ぐ効果もあるので、見た目のイメージがよくなることもあります。

育毛効果

よく噛むことで育毛効果もあると言われています。
髪の毛の量が減ってきたかな・・と思う方はぜひしっかりと噛んで食べるようにしましょう。
よく噛むことで頭部や顔の血行が促進され、頭髪に栄養分が行き届きやすくなるからです。
髪の毛は頭皮からの栄養分によって成長するため、よく噛んで頭皮の血行をよくするようにしましょう。

免疫力がアップする

よく噛めば副交感神経が刺激されるので、白血球の中にあるリンパ球をつかさどる副交感神経が優位になり、リンパ球が増えるため免疫力がアップします。

視力が上がる

人はものを見る際に、水晶体の厚みを変化させることでピントを合わせていると言われています。
咀嚼筋は目の近くにあるので、咀嚼によって目の周りの血行が促進され水晶体の調整を行っている筋肉がこるのを防いでくれると言われています。
ですので、一時的な目の疲労による視力低下や疲れ目、仮性近視などの方の場合は咀嚼によって症状が和らぐことがあります。

しっかりと噛みしめられるようになる

ここぞという大切な時に歯に力を入れて噛みしめることってありますよね?
歯が丈夫でないと強く噛みしめることはできません。
咀嚼することで強い歯を作ることができ、毎日の生活で自信が生まれます。

姿勢がよくなる

これも意外と思われるかもしれませんが、しっかり噛むことで姿勢がよくなると言われています。
咀嚼という動作はあごの筋肉以外にも胸や背中、首筋などの筋肉も使っています。
よく噛めばそういった筋肉を鍛えられるので姿勢がよくなると言われています。

表情や言葉が豊かになる

口の周囲にある筋肉が鍛えられるので、表情が豊かになったり、発音がきれいになったりすることがあります。

咀嚼回数を増やすには

咀嚼回数を増やすには、4つのポイントがあります。
どれも大切な事ですので今日からでも実践してみて下さい!

  1. 一口の量を減らす
    ある実験によれば、量には関係なく一口で噛む回数は変わらないので一口の量を減らすことで噛む回数が増える・・と言われています。
  2. 食材を小さくしすぎない
    食べやすくしようと食材を小さく切ることがありますが、それはやめておきましょう。
    一口大に切ってしまうと、飲み込むための大きさにするためにしっかり噛むようになるため自然に咀嚼回数が増えるはずです。
  3. 硬いものを食べたり硬めに料理する
    ナッツ類などの噛みごたえのあるものを食べたり、調理の際に肉や野菜を硬めに仕上げたりして噛みごたえのある料理を作りましょう。間食する際にはするめやおせんべいなどがおススメです。
  4. 弾力性のあるものや食物繊維を摂る
    弾力性があるものや食物繊維の豊富なものを取り入れるようにしましょう。
    たとえば、キノコ類やこんにゃく、干しシイタケやタコ、イカ・・などですね。

まとめ

ご自分の歯で咀嚼することの大切さについてご理解いただけましたか?
咀嚼回数を増やすために効果的な方法についても書いてみましたが、すぐにすべてを実行することは難しいでしょう。
できることから少しずつ実践してみていただき、いつまでもご自分の歯でしっかりと噛めるように努めて下さいね!