予防歯科で未来の歯を守る! 知って得する予備知識とは?

予防歯科と聞くと、名前の通り「予防できる治療」だと理解できますよね。

ですが、予防歯科では一体どのような治療ができるのかご存知ですか?

以下では、予防歯科の具体的な治療内容から、予防歯科のメリットまで詳しくご紹介していきます。

予防歯科ってなに?正しいケアで清潔な歯を保ちましょう

予防歯科の予備知識とは?〜予防歯科のメリット〜

予防歯科とは、定期的に歯科医院に通いメンテナンスを行う治療を意味します。

トラブルを未然に防ぎ、口腔内の健康を維持する役目として多くの方に利用されており、口腔内の健康維持ためには、年に2〜3回予防歯科を受けることが適切な頻度です。

ですが「年に2〜3回も歯科医院に通うなんて・・・」と、億劫に感じる方もいるでしょう。

メンテナンスの度に治療費がかかるのも、歯科医院に通う妨げになります。

まだ若いから大丈夫だと安心しがちですが、予防歯科のメリットは時間と共に現れます。

以下では、予防歯科のメリットについてご説明していきます。

早期発見・早期治療でコストダウンできる

予防歯科の1つめのメリットは「コストダウン」です。

多くの人は「歯の痛み」、「歯茎の疼き・痛み」など、具体的なトラブルが起きてから治療をすることが多いでしょう。

特に、虫歯や歯周病の初期状態は、あまり自覚症状がありません。

虫歯の場合、歯の神経付近まで症状が進行していないと、痛みを感じないこともあります。

さらに、トラブルに気がついた時には症状が進行していることも多く、思った以上に治療費がかかってしまいます。

では、症状が進行したときの治療費は、どのくらいかかってしまうのでしょうか?

虫歯を具体例にあげてみましょう。

虫歯は、進行度合いによって治療費が変わります。

中度〜重度の場合は保険適用で約1〜2万円、もっと症状が進行し抜歯をしなければならない状態であれば、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの対処をしなければなりません。

どの処置を行うかで費用は異なりますが、インプラントなら数十万単位で治療費がかかってしまいます。

反対に、定期的にメンテナンスを行っていれば、虫歯や歯周病の初期状態で治療ができます。

初期状態で治療ができれば、結果的に治療費も抑えられることもあります。

このように、トラブルが起きてから治療をするのと、トラブルが起きる前に治療をするのとでは治療にかかるコストが変わってきます。

一生涯の歯科治療にかかるコストを見ると、数百万円分の差額が出ることもあるでしょう。

高齢になっても自分の歯を保てる確率が上がる

予防歯科の2つめのメリットは、高齢になっても「自分の歯を保てる」ことです。

自分の歯を保つためには、口腔内のトラブルを起こさないことが大切です。

予防歯科で定期的にメンテナンスをすれば、トラブルを未然に防ぎ症状の悪化を防ぎます。

そもそもなぜ、トラブルを起こさないことが大切なのでしょうか?

それは歯の性質にあります。

歯は、皮膚や髪の毛とは違い、トラブルを起こしてしまったら再生不可能です。

虫歯の場合、削った箇所に詰め物や被せ物をして治療をしますが、その箇所は再生することができず、詰め物や被せ物が合っていないと虫歯になる可能性も高まります。

さらに歯周病は、中度や重度になると、歯が抜け落ちてしまうケースもあります。

抜け落ちてしまうと、歯は再生しないため取り戻せません。

このように自分の歯を保つためにも、予防歯科に通い、トラブルを起こさないことが大切です。

 

予防歯科の詳しい診察内容

予防歯科のメリットについてご紹介してきました。

ですが、予防歯科とは一体どのようなことをするのか、疑問に思いますよね。

予防歯科の診察内容は主に5つです。

予防歯科の詳しい診察内容についてご説明していきます。

①口腔内の検査

はじめに、虫歯や歯周病がないか口腔内のチェックをします。

虫歯や歯周病がある場合は、メンテナンスよりも治療を優先して行います。

何も異常がなければ、唾液検査やレントゲン検査などを行います。

②PMTC(professional Mechanical tooth Cleaning)

PMTCとはprofessional Mechanical tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の頭文字を取った名称です。

歯科衛生士が特殊な器具を使って、歯磨きだけでは落としきれない歯の汚れを、完全に落とします。

③歯石の除去

口腔内のチェックをして歯石が見つかった場合、スケーラーという器具を使って歯石を除去します。

④フッ素塗布

歯の表面にフッ素を塗布し、役割としては虫歯予防です。

虫歯は細菌が作り出す“酸”によって歯が溶かされる病気ですが、フッ素はその“酸”から守ってくれる性質があります。

フッ素を塗布し、虫歯に負けない強い歯を作ります。

⑤歯磨き指導

予防歯科では、歯垢残さない歯磨き指導を行います。

歯並びは人によってそれぞれ違うので、歯ブラシの当て方や磨き方も人それぞれ。自分にあった歯磨き指導を受け、自宅でしっかりとセルフケアを行いましょう。

正しい予防歯科の選び方は?治療の流れも徹底解説

予防歯科の効果を発揮するセルフケアのポイント

予防歯科で定期的にメンテナンスをしているからといって、毎日のセルフケアを怠っていては意味がありません。

予防歯科+セルフケアで、口腔内の健康をより維持することができます。

より効果的なセルフケアをするためのポイントについてご紹介していきます。

歯垢を残さない歯磨きをする

口腔内のトラブルを防ぐために大切なのは「歯垢」を残さないこと。

歯と歯の間や、歯と歯茎の境目、奥歯は歯垢が残りやすい場所ですが、歯の磨き方だけで歯垢を落としやすくなります。

正しい歯磨き方法の指導を受けたことを思い出しながら、自宅でさっそく実践しましょう。

歯を磨く際の注意点は、集中して行うこと。

よく、何かをやりながら磨いてしまいますが、適当に磨いていては歯垢をしっかり落とせません。

鏡を見ながら、集中して磨くことも歯垢を落としやすくするポイントです。

デンタルフロスを使って歯垢除去率を高める

歯ブラシだけでは、歯と歯の間につまった歯垢が落としきれないこともあります。

歯ブラシだけで磨いた場合の歯垢除去率は、約60%ですが、ここでデンタルフロスを併用すると歯垢除去率が約86%まで上昇します。

歯垢は口腔内のトラブルの元。

歯磨きにデンタルフロスを併用して、歯垢除去率を高めましょう。

「デンタルフロス」を使って歯の健康を守ろう!

予防歯科とセルフケアを併用して健康な口元を維持しよう

いかがでしたでしょうか?

予防歯科は口腔内の健康維持の役目があるのはもちろんですが、その他にも2つのメリットがあります。

1つめは一生涯にかかる歯科治療のコストダウンができること。

2つめは、高齢になっても自分の歯を保てる確率が上がること。

健康的な口腔内の維持のためには、予防歯科は欠かせません。

さらに、予防歯科の効果を発揮するためには、毎日のセルフケアをしっかり行いましょう。